桜の季節に
東京では桜は満開を迎えた。
先日、半蔵門で撮った桜の写真を、まだ春遠い山形に住んでいる友達、Mさんへのメールに添付した。
同い年の彼女は、30代後半でご主人が急逝。
女手ひとつで商店を切り盛りしながら子供を2人育てた。
去年は、彼女の弟さんが闘病の末に亡くなった。働き盛りだった。
あれこれ、悲しみを胸に秘めた彼女から返事が来た。
これは芭蕉の句ですがと前置きして。
「さまざまの事おもひ出す桜かな」
「桜の写真は子供の頃からのいろんなことを思い出しました。ありがとう」と添えてあった。
老親や東京に住む子供の心配もしながら、前向きの様子。何より。
確かに桜の季節になると、別れや出会いも含めてさまざまなことを思い出す。
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