鋸山 冬

「とうとう来ちゃったよ」とひいちゃんとご主人。「ひいちゃん」とはご主人が妻を呼ぶ時の愛称。

天気を気にしながら南房総の浜金谷へ。身支度を整えるといざ鋸山へ。
今回のコースは安兵衛井戸~東の肩~頂上~展望台~石切り場を見上げながら観月台方面へ降りるコース。

冬の山道とはいえ、ここは南房総。椿やアオキの常緑樹が花や実をつけてささやかな彩りを添えてくれる。
先週の雪でこの辺りも随分積もったらしく、尾根付近には雪が。
H3
数日前の予報では雪の予報が出ていたが、次第に明るくなって薄日がさしてきた。
「日頃の行いがいいからねえ」とそれぞれに自己満足をしながら、頂上を目指した。

ハプニング

展望台で東京湾をしばし眺めた。富士山や丹沢は曇って見えなかったが、三浦半島や南房総の集落がぼんやりと見えた。
さて、昼ごはんを始めた。夫たちはそれぞれのガスバーナーでお湯を沸かしていた。

「あっ・・・おにぎりとられた」「えっ?」とみんな声のするほうを見た。
一瞬何のことかわからなかったが、ひいちゃんがとんびにおにぎりとられたとはるか向こうを指差した。
とんびがおにぎりを手にしてゆうゆうと飛んでいく。
そういえばさっきここにいた人「とんびに気をつけな」って言っていたっけね。

「一口目を口に入れたら大きなしゃけが出てきた・・・と思った瞬間、目の前からなくなっていた」一瞬の出来事に目を白黒。そして笑いが止まらない。
残念だったね。しゃけおにぎり。それにしてもとんびの急ぎ働き。素早い。

H2 帰りの下りも結構な雪。
石切り場を見上げながら帰路についた。

その後、をくずれ水仙の里を一巡りして富浦の民宿に向かう。

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年の始めの・・・

除夜の鐘を聞いた後、3時間の睡眠で4時起床

たまには初日の出を見ようかという事になり、房総半島は南房総市(前富山町)にある標高336,6m伊予が岳に向かった。

I1 暗いうちに登り始めて約40分。頂上に着くと地元の少年達3人と、男性2人の先着がいた。
晴天ではあったが陽が出る辺りには雲がわいていた。待つこと30分。
雲の切れ間から太陽が顔を出した。

今年もみんなが元気で楽しく暮せますように・・・。

I3 伊予が岳 この山日本のマッターホルンと言われているらしい。どこが・・・という感じだが結構岩場が厳しい。
数年前の初日の出の時は、前日雨が降ってぬかるんでいた。
もう少しで頂上というところで、岩場で滑った。後ろから来ていた夫に支えてもらったが、したたかに体を打った。
その後、肋骨にヒビが入っていたのを知らずに仕事に行っていたとか・・・私。

I2 長狭街道、水仙が咲き始めました。

まだ2分咲きというところ。これからこの街道は水仙街道といわれ、咲き乱れる。

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雲取山 あれこれ

S3 ←ナナカマドの大木。(白岩山辺り)  
この辺りはアルプスのような雪も積もらないので、大きく育っていました。
たっぷりとついた赤い実は山の生き物たちのご馳走になるのだろうか。

赤い葉っぱは落ち葉となって初冬の風情。

S1 芋ノ木ドッケで小休止をしていたら、視界の端に何か動くもの。
野生の鹿の親子連れらしき2頭。
こちらが気がついても逃げもせず、愛らしい目でこちらをじっと見ていました。

紅葉はかえでの赤、落葉松や雑木の黄色が山を彩っていました。

S7 S9

S8



もうすぐ冬。あの背負子を背負った山の管理人さんは、山小屋の庭で、割った薪を積み上げているのだろうか。
熊は餌をたっぷり食べて冬眠の準備をしてるのだろうか。
あれこれ思い出して楽しんでいる。

またいつか季節を変えて行ってみるのもいいかもしれない。

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雲取山 2日目

楽しい山小屋の夜も明けて、昨日断念した雲取山頂上へ

K6 ←雲取山荘 先月22日には皇太子殿下が雲取山に登山されて、お泊りになられ、夕ご飯も他の宿泊客と同じ食堂で同じものを(ハンバーグ定食)いただいたそうです。
山では高貴な方も庶民もみーんな同じなんですね。

K5 雲取山2017m 頂上に着くと雲の切れ間から朝日が昇った。展望標示板が凍っているので夜は氷点下だったのだろう。
あいにく富士山は見えなかったが、遠くに南アルプス、北の方向に浅間山が雲の切れ間に見えた。

帰りは三峰にむかう縦走路。
K8_2 K7
途中、帝国ホテルで、いいえ、渓谷ホテルのレストランの中庭で昼食。
渓谷ホテルの中庭はお清平の落ち葉のど真ん中にあり。
メニューは卵と海苔入り中華そば、山崎パンのサンドイッチ、デザートは柿にみかん。焼き鳥の缶詰に野菜ジュース。
「荷物が重たいから早く食べちゃおう」  

重たい足を引きずりながら山から下りると即、温泉に浸かり汗を流す。今、歩いてきたふかふかの落ち葉の道を思い出し出し。

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雲取山 1日目

始発電車で東京駅に着いたにもかかわらず、ホームに上ったら予定の高尾行きが出たばかり。そのわずかの遅れがあとあとに大きな遅れとなってしまった。

天気は程よい曇り空。奥多摩駅からバスをやりくりして何とか鴨沢の登り口に到着。同行のEさん夫妻と身支度を整えるといざ。

K2 急な登りがいきなり始まると、近くに見えていた多摩湖がだんだん眼下に小さくなりやがて見えなくなった。鴨沢からの登りは健脚向きのコースとあって急勾配。汗が噴出し、すぐに息があがる。
それに加えて「熊出没、注意」の看板。一瞬、緊張が走ったが、夫がを取り出して、時々ピーピーと鳴らしてくれる。

うっそうとしたスギ林が続き、やがてヒノキ、カラマツ。中腹では雑木林の紅葉も見頃。

K4 急勾配が終わると、緩やかな登りと下りの繰り返しが続き気持ちのいい歩きに入った。山道を埋め尽くした落ち葉を、登山靴が踏みしめると、かさかさとやさしい音をたてる。
音といえば私たちの話し声とたまに落ちてくる葉っぱの音と鳥のさえずりくらいしか耳に入ってこない。   



七ツ石山近くの山道で出会った人 

K3 登っていくと、長い太い杖を背負子にあてて休憩している方が。この方、山小屋の管理をされている方という事でした。背中には赤いタンクと袋に入った山のきのこがぶら下がり。
話を伺うと、山の常連さんが明日来て、冬の山小屋の薪の準備を手伝ってくれるのでその準備に部落まで下りてガソリンを調達してきたとのこと。
写真を撮らせていただきましたが、真後ろから見るとまるで立ち看板のようでありました。

東京駅の1分遅れは、山小屋到着1時間遅れとなってしまい、雲取山の近くまで来たときは日暮れも近づき、霧が出てきて怪しい気配。登頂は明日にしようということになり、そうと決まれば山小屋に一目散。
この季節、日暮れも早く、あっという間に日が落ちて、懐中電灯を頼りに雲取山荘(http://www1.ocn.ne.jp/~kumotori/)に到着したのは午後5時30分。山荘のご主人「あんた達が最後だよ」

ごめんなさい。

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山へ行こう 雲取山

今年は岩手山に登っただけで、「今年はシーズンが終わりだなあ」と諦めていたところ、夫にやっと暇が出来た。

「じゃあ、●●さんも一緒に行こう」ということになった。早速連絡を入れると喜んで行くといってくれた。ではどこに行くかということになって、候補がいくつかあがった。
夫は「日光男体山に行こうぜ」
私「ヤダ、日光は墓参りで年になんべんも行ってるから面白くない」

じゃあ八ヶ岳にしようかとか、丹沢とか話題に出たが、1泊で楽しめるところ。ということで吟味に吟味を重ねて雲取山に決めた。以前から行ってみたいとは思っていたが、チャンスがなかった。 東京にある割にはアクセスにも時間がかかる。

東京の最高峰そして、奥秩父の出発点である雲取山(2017m)へ行こう。

深まった秋を踏みしめて歩こう。

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笠ヶ岳あとがき

今回の夫の笠ヶ岳行きは同行できなかったが、写真で楽しませてもらっている。

Kasa6 ここは鏡平の鏡池から見た穂高連峰。池の水面に映る穂高の山々が美しい。ここ鏡平は北アルプスの奥地、黒部五郎岳薬師岳への通り道でもあり、笠ヶ岳へは分岐を左に折れる。

Kasa4 緩やかな稜線を左に穂高連峰、前方に乗鞍岳、後に黒部の山々を眺めながら長い道のりが続く。
天気も上々。

Kasa3  道の途中のナナカマド。実が真っ赤に色づいて秋の訪れを知らせてくれる。やがて葉っぱも紅葉して、渓谷を上から下へと染めていく。
さらにダケカンバやカラマツの黄色も錦秋に色を添える。

Kasa5_2 これはタテヤマリンドウ。苦しい山歩きの時にひっそりと咲いているこんな花達は、一瞬、疲れを忘れさせてくれる。

そして、岩場を登ったり下ったり、息も上がり足元もぐらりとする頃、山小屋に到着する。やれやれやっと着いたわい。登山靴を脱ぎ、汗ばんだTシャツを取替えると、さて冷たいビールを飲みながら、小屋泊まりの仲間達との談話。これがたまらなく楽しい。

だから山登り止められん。夫の声が聞こえてくる。

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笠ケ岳行

Kasa2 夫が北アルプス笠ヶ岳(標高2897m)に向かった。今回は同行できなかったので残念がっていたら今朝、写真付きメールが送られてきた。
これはデジカメで撮ったものだが、登山道から見た穂高の山稜かと思う。

笠ヶ岳は名前のとおり、笠の形をした美しい飛騨の霊峰。
4年前に奥穂高(標高3190m)に登頂したときに目の前に屹立していたのがこの山だった。一緒に登った友達とも「いつかは笠にも登ろうよ。」なんて言い合ったけれど、今回は実現しなかった。

今朝の電話では飛騨地方はいい天気らしい。電話の声が弾んでいた。

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地蔵のオベリスク

夫が2泊3日の南アルプス鳳凰三山縦走に行ってきた。鳳凰山は薬師岳、観音岳、地蔵岳から成り、主峰は地蔵岳。

Zizo1 ここは地蔵岳頂上。白い砂礫の中に積み上げられた石やお地蔵様があるところは賽の河原。
このお地蔵様、子授け地蔵で一体を持ち帰り、子が授かった折には新しい一体も加えてまた山に返しに来る慣わしがあるそうです。

オベリスク(てっぺんの石が突起したところ)は天気がいい日には甲府盆地から、また対峙する山々からも鳳凰山の象徴として見えます。
以前に甲斐駒や、仙丈ケ岳あるいは北岳に行ったときに頂上から見たオベリスク、まるで仏様が何かを唱えながら祈っているように見えたものです。

南アルプスはアクセスも大変なせいか北アルプスのような賑わいはありません。比較的静かです。穂高のような華やかさ、充分な水ありません。食料品運ぶのも大変です。だから山小屋の食事は大切にいただくのです。
ここらの山は、ほんとの山好きがこつこつと登る山かな・・・なんて思うのです。

その山好きの人、ザックに桃と信玄餅ぶら下げて無事帰ってきました。やれやれ。

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残念 無念の撤退

夫が富山の方に出張に行った帰りに立山に登って来る予定になっていた。が、昨夕、電話がかかってきて、今、松本にいてこれから帰るという。ほんとは今頃山小屋泊まりのはず。撤退したのね。

その前夜、メールで台風4号も発生したし、雨模様が続くよと送信しておいたにもかかわらず、取り敢えずは富山から室堂まで行ったみたいだ。昼前に「大丈夫そうだから登るよ」との連絡があった。

Kuro1 帰ってからの話。「歩き始めたら10分くらいで大雨が降ってきてさ。即断したよ。撤退するの。」ほら、いわんこっちゃない・・・と言うのを飲み込んで「山は逃げないからね」と言った。
「でもさ、目の前にあるんだよ。悔しかったなあ」
写真は黒部湖から後立山連峰。

すたこらさっさと帰路についたそうです。また行けるよ。山は逃げないってば。

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岩手山 鬼ヶ城とは

岩手山登山はらくちんな登りではありませんでした。Iwa8_1

ここは鬼ヶ城という辺り。この辺りで霧が覆ってきて、下界の風景が見えなくなりました。名前のとおり、鬼が金棒でも持って待ち受けていそうなところでした。(写真の人は鬼ではありません。念のため)

Iwa12 Iwa14

Iwa15 

左からアカモノマイヅルソウツマトリソウなどが咲いていて、めげる気持ちを助けてくれました。

Iwa13 不動平から小屋に降りていく辺りは結構な雪渓。ストックで支えながらもひやひや

下りへの道はシラネアオイの群落を見ながらテクテク。ああ・・・しんどい。山歩き登りは体力下りは脚力というけれど確かに。馬返しまで長かったこと。

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岩手山は花盛り

Iwa3 樹林帯をしばらく行くとこんな花が咲いていました。「紫陽花だね」「んん・・」葉っぱが違う。調べましたよ。オオカメノキでした。葉が亀に似ているとかでこんな名前らしいのですが、清楚にたたずんでいました。

Iwa4 ←オノエランの葉っぱはかたいオモトの様。これもまたひっそりとつつましく。

Iwa5_1←ハクサンチドリ 朝のドラマ「どんどはれ」でヒロインが宿の客を連れて、八幡平に見せに行った花はこれです。下山するまでの間、何度もやぶの中から可憐な姿見せてくれました。

Iwa6 チングルマの群落。雪解けのあとにいっせいに咲き出します。白く小さな花が可愛らしい。花のあとは幾筋もの細い綿毛となって風に吹かれてそして晩夏を迎えます。

このあともつづきます。見てくださいね。

Iwa7 ←ベニバナイチゴ タカネバラと頭の中で一緒になっていましたが違うものでした。やぶの中でうつむいて咲いていました。実は苦いらしいですが山の獣のご馳走なのかも。

Iwa11 ←ウラジロヨウラク 名前を知らない花が多くて。というよりすぐに忘れてしまう。調べるのに

花の形が面白い。

Iwa9 ←ミヤマハンショウヅル 釣鐘の形をして少し開きかけていました。

つぼみも可愛いのです。

まだまだ続きますがまたこの次に。

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岩手はどんどはれ

楽しみにしていた岩手山登山行って来ました。梅雨だというのにいい天気。同行者は夫そしてノリちゃんIwa1

←網張温泉スキー場のところからノリちゃんと

当日彼女は腰痛で登れないのでこのあとリフトで降りて下山地の滝沢村馬返しで待ってくれることに。

今回の目的はまず、シラネアオイに出会うこと。この花は日光白根山で発見されたことから名づけられたそうです。その日光のシラネアオイは鹿に荒らされて生態系が変わる心配が出てきているとか。

Iwa2 歩きやすい山道をしばらく行くと・・・。咲いていました。うすむらさきの花をしっかりとつけて。それにしてもこのむらさき加減の表現がうまく出来ませんが寒い冬を耐えて芽を出して、こんなに綺麗な色をつけて。素晴しい。

この山歩きで見てきたたくさんの花たち、この次また。

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鋸山散策

たまには足慣らしにと鋸山ハイクに出かけた。Noko4 金谷マリーナ近くに車を置き身支度。鋸山ハイキングコースはたくさんあって、当日は安兵衛井戸から大沢水仙の里に抜けるコースを選んだ。最初はのどかな山道ののんびりとした歩き。さらに奥に入り込むと常緑樹が多い深い森へ。上りは結構きつい。

三角点を過ぎてしばし休憩。充分汗をかいた体に気持ちのいい風。この前まで里にいたうぐいすも今は森の中で出迎えてくれる。Noko1

途中、こんな可愛らしい花が咲いていました。たぶん、ムラサキカタバミ。尾根辺りでは山つつじ山吹が新緑を彩っていました。

Noko6 山歩きも一段落して林道を下りて来ると巨岩が。この辺りは昔の石切り場の跡らしくおもしろい格好に岩が続いている。ところどころにノミで削った跡もあって興味深い。このあと再び山道に入り、下り坂。そして。

Noko3 稲の苗

去年、赤米の苗をいただいて、バケツに植えて成長を楽しませてもらった。今年はいただくきっかけを逃してしまって残念でいたところ、なんと、田んぼの植え残りを地元の方にいただいた。しかも出荷の準備をしていた菖蒲、それにホテイチクというたけのこ。しかも畑のまでもっていっていいよといってくれる。いやー。ほんとにいい人たち。挨拶しただけなのにね。でも実はこんなにゆっくりしていられなかった。時間を聞いたらもう夕刻。2人で携帯の電池切れして時間も忘れて放浪していたのでした。

帰り道、夫に「ね、なんていうチクだった?」と聞いた。「うん、ホテイチクだよ。」そうじゃないってば、「この辺り何ていう地区かって聞いたの」

その辺り大沢という地名でした。のどかな田園風景ですが、休耕田も多く、実は苗を下さったその方も、高齢になった御両親の様子を見に時々木更津から来ているとの事でした。

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