鋸山 冬
「とうとう来ちゃったよ」とひいちゃんとご主人。「ひいちゃん」とはご主人が妻を呼ぶ時の愛称。
天気を気にしながら南房総の浜金谷へ。身支度を整えるといざ鋸山へ。
今回のコースは安兵衛井戸~東の肩~頂上~展望台~石切り場を見上げながら観月台方面へ降りるコース。
冬の山道とはいえ、ここは南房総。椿やアオキの常緑樹が花や実をつけてささやかな彩りを添えてくれる。
先週の雪でこの辺りも随分積もったらしく、尾根付近には雪が。
数日前の予報では雪の予報が出ていたが、次第に明るくなって薄日がさしてきた。
「日頃の行いがいいからねえ」とそれぞれに自己満足をしながら、頂上を目指した。
ハプニング
展望台で東京湾をしばし眺めた。富士山や丹沢は曇って見えなかったが、三浦半島や南房総の集落がぼんやりと見えた。
さて、昼ごはんを始めた。夫たちはそれぞれのガスバーナーでお湯を沸かしていた。
「あっ・・・おにぎりとられた」「えっ?」とみんな声のするほうを見た。
一瞬何のことかわからなかったが、ひいちゃんが「とんびにおにぎりとられた」とはるか向こうを指差した。
とんびがおにぎりを手にしてゆうゆうと飛んでいく。
そういえばさっきここにいた人「とんびに気をつけな」って言っていたっけね。
「一口目を口に入れたら大きなしゃけが出てきた・・・と思った瞬間、目の前からなくなっていた」一瞬の出来事に目を白黒。そして笑いが止まらない。
残念だったね。しゃけおにぎり。それにしてもとんびの急ぎ働き。素早い。
その後、をくずれ水仙の里を一巡りして富浦の民宿に向かう。
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